出産予定日の計算・算出・逆算

◆ 出産予定日の割り出し・・・「計算」、「算出」より「逆算」がふさわしい

 

出産予定日を知るには、「計算」したり「算出」したりするよりも、「逆算」といういい方がピッタリします。というのも、出産予定日は、1つのトリックによって割り出されるものだからです。

 

出産予定日を知るには、まず、妊娠1日目を割り出さなければなりません。しかし、妊娠1日目とは、何と、実際に妊娠する3週間も前の日のことなのです。まだ妊娠していないにもかかわらず、便宜上、その日を妊娠1日目とカウントし、そこから出産予定日を計算・算出・逆算していくのです。

 

 

◆ 妊娠の週数・月数

 

もう少し具体的に見ていきましょう。

 

出産予定日を知るには、まず、妊娠1日目を突きとめる必要があります。そして、この妊娠1日目は、最終生理日を1日目と見なしてしまうのです。実際には、生理日の2週間後に排卵し、その1週間後に、子宮内で着床するわけです。この着床が、本来の妊娠です。それにもかかわらず、とりあえず、生理が終わった最後の日を、妊娠1日目としてしまうのです。

 

そして、この妊娠1日目を起点として、280日目にあたる日を、出産予定日としているのです。これが、出産予定日の計算・算出・逆算の仕方というわけです。

 

妊娠が始まった週を0週とし、7日目を妊娠1週とします。そして、4週で1ヶ月と見なします。つまり、28日間です。ということは、生理の周期を28日として計算していることになります。

 

だから、生理が規則正しく28日でめぐっていた人は、この出産予定日が当たる確率は高くなります。しかし、個人差があり、妊娠280日目=出産予定日、に産まれるケースはごく一部であって、たいてい前後に散らばります。

 

 

◆ 出産予定日の修正

 

上にも触れたように、出産予定日は、生理の周期が28日で規則正しくめぐっている人にはいいでしょうが、誰にも個人差というものがあり、いくら出産予定日が便宜的な数え方であるにしても、もう少し正確な算出法はないものか、と願うのが人情でしょう。

 

そこで、現在では、次のような方法によって、より正確な出産予定日の計算・算出・逆算をしています。

 

妊娠8週〜妊娠11週のころは、統計的にいって、妊婦さんやお腹の赤ちゃんの個人差というのがとても少ない期間です。そこで、この期間に、超音波検査によって赤ちゃんの身体の大きさを測定するのです。この大きさにより、その時点での正確な妊娠週数を確定し、そこから出産予定日を割り出す、という方法です。この方法により、最初に便宜的にはじき出しておいた出産予定日に修正を加えるわけです。

 

 

◆ 出産予定日と正期産

 

出産予定日は便宜的方法によって算出されています。ただ、この数字は、統計的な確率から算出された数字で、実際のところ、「正期産」と呼ばれる出産予定日とその前後の期間に、90%強の赤ちゃんが産まれています。

 

「正期産」というのは、妊娠37週0日から妊娠41週6日までの合計35日間、この35日間のいずれかで産まれれば、それを「正期産」と呼んでいます。