産褥期のトラブル(シミ・ソバカス・妊娠線)【産後読本】

「産褥期のトラブル(シミ・ソバカス・妊娠線)」

 

◆ 消えるものと消えないもの

 

妊娠中に出たシミやソバカスは、産後、時間が経過するにしたがって(半年くらい)、やがて消えることがほとんどです。しかし、まれに残ることもあるので、UVケアやスキンケアは手抜きせずに行いましょう。

 

妊娠線は、産後、薄くなってはいくものの、完全に消えることはないようです。というのも、妊娠線は、皮下に断裂ができたのもののことで、これは、一度できたら完全には消えないからです。通常、日数が経過するにしたがって、赤みが薄れ、白い線状になっていきます。

 

妊娠線は、できやすい人とできにくい人がいます。双子などの多胎妊娠や、妊娠中お腹が前にせり出すタイプの人、体重が急に増えた人などに、妊娠線はできやすくなります。また、肌質にもより、皮膚が厚くてカサカサしていて弾力性のがない場合は、妊娠線もできやすくなります。反対に、皮膚の伸びのいい人にはできにくくなります。

 

<<妊娠線のメカニズム>>
皮膚は、表面から、表皮、真皮、皮下組織の3つの層でできています。妊娠すると、皮下組織の脂肪細胞が急激に肥大し、その結果、伸縮性のある表皮は伸びて、伸縮性のない真皮や皮下組織はあまり伸びず、ヒビが入ることになります。このヒビの間から、皮下組織のさらに下にある毛細血管が透けて見えます。これが妊娠線です。