産後読本〜産後のケア・産後ダイエット〜



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マタニティブルーについて【産後読本】


産後読本〜産後のケア・産後ダイエット〜・目次 】

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|--
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<産後ダイエット〜出産前の体型に戻すために〜>
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<産後の悩み〜実例集〜>

|--産後の悩み 「帝王切開の傷跡はどうなる?」
|--産後の悩み 「膣からおなら?」

|--産後の悩み「抱っこのしすぎで腱鞘炎?」
|--産後の悩み「1人目は帝王切開。2人目も?」

|--産後の悩み「深夜の2時間おきの授乳がつらくて・・・」
|--産後の悩み「夫が育児に参加してくれなくて・・・」

|--産後の悩み「セックスレスになってしまいそう・・・」
|--産後の悩み「里帰り出産。自宅に戻るタイミングは?」

|--産後の悩み「赤ちゃんを連れて外出。いつからOK?」
|--産後の悩み「美容院へはいつからOK?」

|--産後の悩み「早産でした。赤ちゃんが小さくて・・・」



「マタニティブルーについて」

◆ 原因はホルモンか?

一般的に、マタニティブルーは、出産によってホルモンのバランスが急激に変化することから起こると考えられています。ただ、ホルモンだけが唯一の原因ではなく、その他、育児という慣れない経験をすることに対する将来的不安、睡眠不足などのストレス、といったことが複合的に重なって、精神が不安定になる、という考え方の方が、より実状に近いのではないでしょうか。

マタニティブルーになると、わけもなく涙が出てきたり、物事への関心が薄くなったり、イライラしたりします。要するに、マタニティブルーは、うつの状態ですが、これは、ほとんどの場合、産後1ヶ月を経過するくらいで、おさまっていくようです。

もっとも、日本社会は、まだまだ精神的な不具合について軽く考える傾向が残っているようで、適切なケアを怠るケースもままあるようです。マタニティブルーをママ1人に抱え込ませることは、危険です。身近な人が積極的に手を差し出す気持ちが大事になってきます。

◆ 重度の場合は、本物のうつになる場合も

マタニティブルーは、しばらくすると自然に治癒することも多いのですが、なかには、産後うつ病とも呼ばれる、ほんもののうつ病に移行してしまう人もいるので、深刻になる必要はないものの、だからといって、あまり軽く考えてはいけません。

たとえば、1ヶ月以上もふさぎ込んだ状態が続き、何かと自分自身を責め、神経質になって、育児にたいする自信を喪失してしまうとか、あるいは、育児放棄してしまったり、かわいいはずの子どもをかわいいと思えなくなってしまうような症状があらわれたら、これは要注意です。こういうケースでは、医師の診断を仰ぐのがベストです。決して、自分一人、あるいは、家族だけで抱え込んではいけません。うつ病同様、医師の適切な治療を受ければ、やがて治ります。

専門の医師だけでなく、保健所などでも対応しているので、もしも本人が受診を拒んだら、家族の者が出向き、症状を伝えるなどして、早め早めの対応を心がけてください。

◆ マタニティブルーになりやすい人

マタニティブルーになりやすい人には、ある程度共通した特徴があるようです。

・完璧主義者である
・周囲の視線をよく気にかける
・責任感が強い
・几帳面かつ神経質
・ふだんから自分の意見を明確に言わない
・物事を否定的な面から見てしまう
・気分転換が下手

◆ 夫がすべきサポート例

・とにかく妻の話し相手になってあげること。不安やグチについてよく聞いて上げる。
・仕事より家庭を重視して、より早く帰宅し、家事の手伝いなどをして妻の負担を軽くして上げる。
・逆効果になることをしない。たとえば、妻の訴えを軽く聞き流す。「だれもがやってることじゃないか」、「ほら、しっかり」、「がんばれ、がんばれ」などと励ますこと。特に、励ますことばは、うつ状態の人には絶対に掛けてはいけないことばです。本人はすでに充分頑張っているのですから、暴力的なものとして受け取られてしまいます。禁句です。

◆ 本人の心構え

何でも1人で抱え込まずに、夫や家族に頼めることは頼む。少々の手抜きを自分自身に許す。完璧にこなさないことで自分自身を責めない。赤ちゃんを家族に預けて、外出することも、いい気分転換になります。美容院、ショッピング、おしゃべり、散歩など。また、ママ仲間を作って、育児のグチや不安を気軽に話し合うことも大事です。インターネットの育児サイトなどを覗いて、自分と同じ立場の人が考えていることなどに触れるのも、効果大です。

◆ 睡眠不足解消法

赤ちゃんが産まれると、どうしても睡眠不足になりがちです。短時間の睡眠を1日に何度もとる技を身につけることができれば最高です。

・本格的に眠らずとも、体を横にするだけで、楽になるものです。空き時間があったら、ダラリと横になりましょう(完璧主義者は、そういう自分を「だらしない」などと責める人もいるようですが、とんでもないことです)。
・手抜きをしましょう。クリーニング、買い物などは、宅配サービスを利用するとか、食事の支度や片づけなどを、より効率のいいやり方(手抜き方)に切り替えるなど、いろいろと工夫しましょう。食事などでは、味のいい総菜屋を1軒見つけておくと、とても重宝です。何でも自分で作るのが正しいと思いこんでいませんか?他人に作ってもらった食事をおいしくいただき、明るく元気に過ごすことの方が、ずっといいこと、正しいことではありませんか?手抜きをバカにしてはいけませんよ。
・パパの休日はチャンスです。パパに子守を頼み、このときとばかりにゆっくり休みましょう。確かに、パパも仕事休みの日は体を休めたいでしょう。でも、いくら仕事が忙しいといっても、24時間赤ちゃんといっしょにいるママの方が、どんなに忙しいビジネスマンより、確実に重労働だという認識を持つべきです。この認識は間違いではありません。事実、その通りなのです。子育ての重要な時期に、パパに遠慮することは、パパのためにもよくないことです。赤ちゃんはママの子であるだけでなく、パパの子でもあるのです。
・赤ちゃんが眠ったら、その間、ママもいっしょに休みましょう。そして、繰り返しますが、家事などは、できるだけ手抜きをするように。家事を完璧にやって、精神的に不安定になり、育児がおろそかになったら、これでは逆さまですね。そうならないための「手抜き」は、重要な意味を持っていることをお忘れなく。だから、手抜きを大いにすべきなのです。
・小道具を活用する。安眠枕、気分の良くなるCD、アロマセラピーなどを活用して、すぐに寝つけるような工夫をしましょう。また、寝る前には、ホットミルクやハーブティーが効果的です。多くの人が、これらの効用について語っています。
・産褥シッターと呼ばれる産後のママを手助けしてくれる人を頼んだり、家事代行業者を利用したりしましょう。
・今の状態が永遠に続くなどと思いこまないこと。たとえば、赤ちゃんが小さい間は、どうしたって夜中に何度も(2時間おき)授乳しなければなりません。でも、そんな状態(2時間おきの授乳)は、しばらくの間のことです。ちょっとたてば、間隔が長くなり、さらに時間が経てば、ずっと眠り続けるようになります。つまり、赤ちゃん中心の生活は、永遠に続くわけではないのです。そのことを忘れないようにしましょう。「手が離れる」という表現があるように、そのうちにママの手を離れる時間がずっと長くなっていくのです。一心に思いこんではいけません。今=永遠ではないのですよ。確かに、ちょっとの間だけ、たいへんです。でも、やがて夜は明けます。日はまた昇ります。気を楽に持ちましょう。
・頼み上手になること。遊び相手になることとか、お風呂に入れることとか、何か特定のことをパパに頼む場合、「これはパパじゃないとダメなんだよ」といって頼めば、パパの腰も軽くなるというものです。また、一般的に、男性は、目標設定型の人が多いので、ものを頼む場合に、ばくぜんと「育児にも参加してよ」というのではなく、「わたしが食事の支度をしている間は、おもちゃで遊んであげて」、とか「食事の時は、抱っこしてご飯を食べさせて上げて」というように、より具体的な頼み方をすると、男性の方も、何をどうやればいいのか具体的に考え対応しやすくなります。

(「 マタニティブルーについて 」の記事 終わり )





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